フィリピン留学を考えているなら、まずは国の基本情報をチェック!
「どんな国なの?」「安全なの?」「英語は通じる?」
――初めての海外留学では気になることがたくさんありますよね。
このページでは、フィリピンの面積・人口・言語・文化・気候など、留学前に知っておきたい基礎知識をまとめました。
留学計画を立てる前に、国の特徴を知って安心して準備を進めましょう。
フィリピンってどんな国?

フィリピンは、7,600以上の島々からなる東南アジアの島国。
日本からは飛行機で約4〜5時間と近く、時差はわずか1時間。海外留学デビューにもぴったりの国です。
フィリピン 基本データ
項目 | 情報 |
---|---|
面積 | 約30万 km²(日本の約80%) |
人口 | 約1億1,000万人(2024年時点) |
首都 | マニラ(首都圏人口 約1,300万人) |
公用語 | フィリピノ語・英語 |
通貨 | フィリピン・ペソ(₱) |
宗教 | カトリックが約80%、イスラム教なども |
フィリピンの特徴
- 多文化国家:スペイン、アメリカ、アジア文化が混ざり合った独自の文化
- フレンドリーな国民性:ホスピタリティが高く、日本人留学生にも親切
- 英語教育が浸透:国民の多くが英語を話し、日常生活でも困らない
- 留学費用がリーズナブル:授業料や生活費が欧米より安く、コスパが高い
フィリピンは「近い」「安い」「英語が通じる」という3つの条件がそろった人気留学先です。
フィリピンの公用語・民族・宗教の特色

フィリピンは多言語国家で、文化的にも非常に多様です。
留学生活を送る上で知っておきたい「言語」「民族」「宗教」の基本を押さえておきましょう。
フィリピンの言語
- 公用語はフィリピノ語と英語
フィリピノ語(タガログ語を基盤にした言語)が国語ですが、英語は公用語として教育・ビジネス・政府機関で広く使われています。 - 英語力はアジアトップクラス
若い世代を中心に日常会話レベルの英語を話せる人が多く、英語留学にも最適。 - 地域ごとの言語も多様
セブ語、イロカノ語など、135以上の地域言語・方言があります。
学校の授業や生活は英語で問題なく過ごせる一方、ローカル市場などでは現地語も耳にするので、多言語文化を体感できます。
フィリピンの民族と宗教
- 民族構成
- マレー系が大多数(約95%)
- その他に中国系、スペイン系、アメリカ系、先住民族など
- 宗教
- カトリック:約80〜83%
- プロテスタント:約10%
- イスラム教:約5%(特にミンダナオ島南部)
- その他:仏教、ヒンズー教など少数派も存在
宗教は生活習慣や祝日に影響大!
クリスマスやセマナサンタ(聖週間)は長期休暇となる学校が多く、留学スケジュールに影響することもあります。
フィリピンの地理と気候

フィリピンは7,600以上の島々でできた国。地理と気候を知っておくと、留学先選びがスムーズになります。
地理
- 3つの主要エリアに分かれる
- ルソン島:首都マニラがあり、経済・政治の中心
- ビサヤ諸島:セブ島を中心に人気リゾート&留学都市が多い
- ミンダナオ島:自然豊かで農業地帯、ダバオなど大都市もあり
島国らしく、海沿いの都市ではビーチやマリンアクティビティも楽しめる!
気候
- 熱帯モンスーン気候
年間を通して温暖(平均気温 26〜28℃) - 2つの季節
- 乾季(11月〜5月):晴天が多く、観光・留学に最適
- 雨季(6月〜10月):スコールや台風が多め
- 服装の目安
- 基本は半袖・夏服でOK、教室やモールは冷房が強いので羽織り物もあると安心
台風シーズンは交通や授業に影響が出る可能性あり。留学時期を選べるなら、乾季のスタート時期(11〜2月)が快適でおすすめです。
フィリピンのお金と生活コスト

フィリピン留学を計画するなら、通貨や物価の感覚を知っておくことが大切です。
日本より生活費は安めですが、都市や生活スタイルによって差が出ます。
通貨
- 通貨単位:フィリピン・ペソ(₱)
- 1ペソ=100センタボ
- 為替レート:1ペソ ≒ 2〜2.6円(2024年時点)
- お金の使い方
- 現金がまだ主流だが、都市部ではQRコード決済やクレジットカードも普及
- 小額紙幣・コイン(₱20, ₱50, ₱100など)を用意しておくと便利
物価の目安
項目 | 平均価格 | 日本と比べて |
---|---|---|
水(500ml) | ₱15〜25(約30〜50円) | 安い |
ローカル食堂のランチ | ₱100〜150(約200〜300円) | 安い |
カフェのコーヒー | ₱150〜200(約300〜400円) | やや安い |
タクシー初乗り | ₱45〜60(約90〜120円) | 安い |
映画館 | ₱250〜300(約500〜600円) | 半額程度 |
セブやマニラの中心地は観光客向け価格でやや高め。
ローカル食堂や市場を利用すると生活コストを抑えられます。
フィリピン生活の基礎知識

フィリピンは日本から近く、留学生活の環境は整っていますが、いくつか事前に知っておくと安心です。
電圧とプラグ
- 電圧:220V(日本は100V)
- プラグ:Aタイプが主流(日本と同じ形)
- ノートPCやスマホはそのまま使えることが多いが、電化製品によっては変圧器が必要
時差と移動
- 時差:日本より−1時間
例:日本が12:00なら、フィリピンは11:00 - フライト時間:4〜6時間
成田・関空からセブ、マニラへの直行便あり
ビザ
- 30日以内の滞在はビザ不要
- 31日以上滞在する場合は現地で延長手続き可能
- 学校がビザ延長サポートをしてくれるケースも多い
留学生活の豆知識
- インターネット:都市部は光回線やWi-Fiが普及、田舎は不安定なことも
- 水道水は飲めない:ミネラルウォーターを購入
- 交通:ジプニー(乗合バス)、トライシクル、タクシー、Grab(配車アプリ)が主流
- チップ文化:レストランやホテルでは会計の10%前後が目安
フィリピンの英語教育・留学環境

フィリピンは英語が公用語のひとつ。留学先として英語環境が整っています。
教育と英語力
- 英語教育が国の政策として浸透
- 小学校から英語科目が必修
- 大学の授業も英語で行われることが多い
- 国民の英語力はアジアトップレベル
- EF英語能力指数(EF EPI)ではアジアで上位常連
- コールセンターやBPO産業が盛んで、日常的に英語が使われる環境
留学のメリット
- マンツーマン授業が安価
- 欧米留学よりも授業料が安い
- 1日5〜8コマの集中学習が可能
- 日本人以外の留学生も多い
- 韓国、台湾、ベトナムなど多国籍な友人ができる
- 英語でコミュニケーションする機会が豊富
「英語を使う環境にどっぷり浸かりたい!」という初心者〜中級者に最適な留学先。
フィリピンの経済成長

フィリピンは今、経済成長が続いている国のひとつです。留学中に発展するアジアの今を肌で感じられるのも魅力。
経済の現状
- GDP成長率は堅調
- 2024年:約5.9%、2025年は約6.1%成長見込み(世界銀行)
- 主な産業
- サービス業(BPO、観光、教育)
- 製造業、農業も一定のシェアを持つ
- 若い人口構成
- 平均年齢は約25歳
- 活気のある雰囲気が都市部に広がる
社会インフラの発展
- マニラ・セブを中心に鉄道や高速道路が建設中
- 空港・港湾なども改良が進み、留学生の移動が便利に
成長国での留学は、語学だけでなく国際感覚やビジネス感覚も磨けるチャンス。
まとめ:フィリピン留学の魅力

フィリピンは、費用を抑えながらしっかり英語を学べる留学先として日本人に人気。
最後に、その魅力をおさらいしましょう。
フィリピン留学のメリット
- 日本から近い(時差1時間、直行便で気軽に行ける)
- 英語が公用語で学習環境が整っている
- マンツーマン授業で効率的にスピーキング力アップ
- 留学費用がリーズナブル(欧米の半額〜1/3)
- 多文化環境でグローバル感覚が身につく
- リゾートも楽しめる(勉強+観光の両立が可能)
フィリピンは、コスパよく、短期間で英語力を伸ばしたい人にぴったりの留学先。
費用を押さえてしっかり英語を身につけたいと考えている方は、ぜひフィリピン留学を検討してみましょう!
留学先の都市や学校など、「フィリピン留学についてもっと知りたい!」とお考えの方は、ぜひお問合せ下さい。