
フィリピン留学に興味あるけど、寮や食事、生活のクオリティは大丈夫?
こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、フィリピン留学の語学学校の雰囲気、寮の生活、食事などのリアルな生活環境をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
フィリピン留学の授業の雰囲気は?


フィリピン留学では、1日のほんどがマンツーマン授業というケースが多いです。
レッスンでは教科書を読むというよりも、とにかく「英語を口に出すこと」が中心。先生との距離も近く、最初は緊張しますが、すぐに会話が楽しくなります!
そして何よりフィリピン人の先生たちはとてもフレンドリー!
フィリピン人は明るく人懐っこい性格の人が多いので、緊張しやすい人でも大丈夫。すごくリラックスした良い雰囲気でレッスンしてくれます。
- マンツーマン中心でたっぷり話せる!
- レッスンは堅苦しくなく、フレンドリーで楽しい雰囲気
英語初心者でも大丈夫?
留学前に気になるのが「学校やクラスの雰囲気」。
「私、英語全くできないけど大丈夫かな・・」と気にする方も多いですが、実際に来ているのは英語初心者~初級レベルの人がほとんど。
スタートはほぼ皆同じ。英語力の低さで浮くということは全くありません。
さらに、授業のほとんどはマンツーマン。先生たちは英語初心者の扱いにも慣れているので、失敗を気にせずどんどん英語を話す練習ができます。
特に英語初心者で集団レッスンに不安がある方は、フィリピン留学はおすすめです。
- フィリピン留学のほとんどは初心者!
- 先生は教え方が上手なので、失敗を恐れず練習できる
フィリピン留学の学校設備は?
「フィリピンって設備大丈夫?」と不安な方も多いと思います。
多くの学校では、学生が快適に留学生活を送れるように「住む」「学ぶ」「リフレッシュ」が全部できる環境設備が整っています。
レッスンルーム


マンツーマン用の教室は基本的に、個室ブース型。
机と椅子、ホワイトボードがあるだけのシンプルな作りが多いですが、レッスンに集中しやすくなっています。
先生との距離が近いため、はじめは緊張しますが、慣れてくるとどんどん会話が弾みます。
レッスンエリアにはエアコンが完備されており、年中暑いセブ島などでも快適に授業を受けられます。
- 小さめのブースで落ち着いて授業に集中
- 周囲の声は気にならず、英会話に没頭できる
- 教室があるエリアは冷房完備で暑い日も快適。
カフェ


多くの学校にはカフェスペースもあり、授業後に学生同士で話したり、宿題をしたりする憩いの場に。共有スペースにはWi-Fiもあるため、オンライン学習も可能。
コーヒーをはじめフルーツスムージーやデザートを販売していることも多く、校内でカフェ気分が楽しめます。
留学生同士が英語で雑談する光景も良く見かけるため、自然に英語を使う場としてもぴったりです。
- コーヒーやフルーツスムージーなどが買える
- Wi-Fi完備で自習にもぴったり
- 交流の場としても活用できる!
ジム・プール


フィリピン留学では毎日朝から夕方まで勉強漬けの生活なので、おのずと運動不足になりがち。
そのため学校の中にジムやプールを完備している学校も多く、放課後や休日に程よくリフレッシュすることができます。
軽く運動してストレス発散したり、放課後に友達とプールでのんびり過ごしたり。勉強以外の時間も大切にできるのが、フィリピン留学の良い所です。
- ジム・プールで運動不足&ストレス解消
- 運動の習慣も自然とできる!
フィリピン留学の宿泊施設・食事は?
「留学先の生活環境ってどうなんだろう?」「部屋ってキレイ?」「食事は口に合うかな?」と心配になりますよね。



ここからは、実際に私がフィリピン留学で体験した経験をもとに、リアルな情報をご紹介します!
学生寮(3人部屋)
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私は3人部屋に滞在しましたが、快適に過ごすことができました。
一番良かった点は、お部屋のバルコニーからの景色がオーシャンビューだったこと!
セブでこの環境の学校は数えるほどしかないのですが、もう本当に最高でした。
部屋にはそれぞれのベッド・机・ロッカーがあり、必要な設備は一通り揃っています。
プライベート感はあまりないですが、学校内にはくつろげるスペースもたくさんあり、お部屋では基本寝るだけだったので、問題はなかったです。
一番心配してた虫(ゴキ●リ等)もお部屋の中で出ることはなく、安心して過ごせました。ただし、食べ物をそのまま置いておくと翌朝にはアリがたかるので、それだけは注意が必要です!
寮の良かったポイント
- オーシャンビューの最高の景色の部屋
- バス・トイレ・洗面はルームメイトと共有
- 掃除は週に数回スタッフがやってくれる
- 虫はあまり出ないが、食べ物を開けたまま放置は厳禁
ちなみに、どうしてもプライベート空間が欲しい!という人には1人部屋もあります。ただし、金額がかなり上がるので、短期間であれば複数部屋でもそれほど問題ないかなと思います。



学校によっては、4人などの複数部屋でも仕切りがついていたり、個室風になっているところもあります!
食事面


食事は、日本人の口に合うメニューも多く、意外と美味しく食べることができました。野菜やフルーツ、スープも毎食出るので、栄養バランスも良いです。
特に、最近では「ビュッフェスタイル」で提供する学校が増えており、自分の好みに合わせて食べたい物を選ぶこともできるようになっています。
食事のポイント
- 1日3食ついているので安心
- 日本人に合うメニューも多く食べやすい
- ビュッフェスタイルの学校もある
- フルーツやスープもあってヘルシー!
ただ、フィリピンの食事は全体的に味付けが濃く、油っこいものが多いという特徴もあります。
万が一どうしても合わない場合は、徒歩圏内にレストランやスーパーがあるので、外食や買ってきて食べてもOK!
マンゴーやパイナップルなどのフルーツはすごく美味しいので、ぜひ試してみることをおすすめします!
フィリピン留学の国籍・年齢層は?


学生の国籍比率
私が通った学校では、学生の国籍は韓国・日本・台湾がメインで、その他にもベトナムや中東など、さまざまな国の人が集まっていました。
国籍比率(一例)
- 日本:30%
- 韓国:30%
- 台湾:30%
- ベトナム・タイ・中東:10%
比較的多国籍な環境だったので、英語で話す環境が自然とできていました。
もちろん日本人同士で集まると日本語で話してしまう場面もありましたが、とはいえ、1日のうちの大半はレッスンで英語漬け。時々日本語を使うくらいは、英語の勉強の妨げにはなりませんでした。



むしろ慣れないうちは「日本人だからこそ信頼できる」場面も多々もあり、日本人友達の存在はありがたかったです!!
学生の年齢層
フィリピン留学は学生が多いイメージでしたが、実際は社会人留学生もたくさんいました。
国籍比率(私の滞在中の感覚)
- 20代前半の大学生:3割
- 20代後半~30代の社会人:5割
- 40代以上:2割
周りにいた社会人の留学理由も様々で、
- 転職の合間に留学
- キャリアアップのために英語強化
- 子育てが落ち着いてから再チャレンジ!
留学生同士でお互いについて話したり、年齢も国籍もバラバラな環境だからこそ、色んな価値観に触れられることもフィリピン留学の魅力だなと思います。



「自分は浮くんじゃ…」と心配していた当時20代後半の私でも馴染めましたし、むしろ「同年代が多いな」という印象でした。
フィリピン留学で辛かったことは?


ここまでフィリピン留学の良い部分ばかり書いてきましたが、
とはいえ、やはりフィリピンはフィリピン。
生活環境はやはり日本とは異なる部分も多いです。



「最初はちょっとしんどかったな・・」と思ったことも赤裸々に公開します。
トイレ事情:紙が流せない!?
日本人が最初にぶつかる壁…それがトイレ問題。
フィリピンのトイレ事情
- ペーパーは基本備え付けなし(紙の持ち歩き必須)
- ペーパーは「流さずごみ箱に捨てる」(各個室にごみ箱あり)
- 公共トイレでは便座がないことも多い(空気イス状態)
最初はいつもの癖でペーパーを流してしまったり、持参を忘れてヤバイ!となったことも・・!
でも大体みんな、1週間もすれば慣れて当たり前になります。
実は、世界で見ればトイレの紙を流せる国ってそんなに多くないです。むしろ、フィリピンで培った空気イストイレのスキルは、その後海外を旅する中でめちゃくちゃ役に立ちました。笑
生活環境のギャップ
私が留学したフィリピン・セブのマクタン島は、場所によってはかなり「途上国感」のあるエリア。
一歩小道に入れば、屋根もない手作りの小屋で生活してる人達がたくさんいて、道を歩けば客引きのおじさん達に話しかけられるなど・・。
日本では考えられないような生活感に、初めはびっくりしました。
- 貧困層との生活ギャップに驚く
- 客引きがすごくて最初は疲れる
- 道では車とバイクが激しいクラクション
でも、これも数日すれば慣れます。人間の適応能力、恐るべし。
フィリピン人は基本みんな明るくて優しいので、客引きも強引な人はいません(素通りすれば諦める)。
そのため危ない目に遭うようなことはなく、周りでもトラブルを聞いたことは一度もありません。
衛生面のギャップ
フィリピンの衛生基準は、日本と比べるとゆるめ。留学の最初の頃はお腹を壊したり、排気ガスで喉を傷めたり・・という人も少なくありません。
- 水道水は飲まない(市販の水を買う)
- 屋台やローカル店では生もの・生野菜は避ける
- 手洗いうがい・消毒をこまめに
私も最初の一週間は少しお腹がゆるめだったり、風邪気味になったりもしました。
ちなみに、お腹を壊した時の「胃薬」や「整腸剤」は日本からの持参がおすすめ。一方で、風邪の時は、現地ののど飴やうがい薬が抜群に聞きます!



万が一体調を崩しても、留学中は学校のスタッフがしっかりサポートしてくれるので、安心してくださいね。
まとめ:フィリピン留学生活は慣れれば快適!
フィリピン留学は初めて海外に行く人にとっては、文化や生活の違いに驚くことも多いです。特に女性は、行く前に不安を感じる方もいるでしょう。
ただ、私が実際に留学をサポートした人たちは、最初は不安でもいざ行ったらほぼ全員が「数日で慣れました!」と言います。
フィリピン留学は、語学だけじゃなく「異文化への適応力」も鍛えられる最高の機会。あまり心配し過ぎず、むしろカルチャーの違いも楽しむつもりで行ってみるのがおすすめです。
ぜひ一歩踏み出して、最高の留学生活と語学力を手に入れてくださいね!
【この記事を書いた人】


北海道留学BASEカウンセラー 相馬
- 留学カウンセラー、翻訳・通訳者
- これまでに約100名以上の海外留学&キャリアチェンジをサポート
- フィリピン留学2ヵ月→カナダワーホリ1年でTOEIC905点
- AUS・NZワーホリ&海外25か国の渡航経験