
フィリピン留学を考えているけど、治安は大丈夫・・?
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「フィリピン留学=危険?」と不安に思いがちですが、一口にフィリピンと言っても、実は都市ごとに治安レベルが大きく異なります。
この記事では、フィリピンの代表的な留学都市を中心に、留学生の目線での「治安のリアル」をわかりやすく解説します。
フィリピンの治安事情
フィリピンは犯罪が多い、というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
実際、近年ではフィリピンが日本人詐欺グループの拠点になっていたり、強盗犯罪が起きたりといったニュースを時々目にします。
ただし、フィリピン全域が危険というわけではなく、留学で人気のセブ島やバギオ等のエリアは比較的安全な都市として知られています。
フィリピン留学の主要都市の治安(目安)
セブ島 | 留学&観光の中心地 | ⭐⭐⭐☆☆(軽犯罪に注意) |
---|---|---|
バギオ | 学生都市・避暑地 | ⭐⭐⭐⭐☆(安全度高め) |
クラーク(経済特区) | 開発進む近代都市 | ⭐⭐⭐⭐☆(安全度高め) |
バコロド | 「微笑みの街」と呼ばれる地方都市 | ⭐⭐⭐⭐☆(安全度高め) |
ボラカイ | 世界的リゾート地 | ⭐⭐⭐☆☆(軽犯罪に注意) |
特に、日本人が多く留学するような語学学校では、治安面にも配慮した立地になっている場合が多いうえ、必ず入口にセキュリティガードが立っており、校内では安全に過ごせるようになっています。
また、学校と学生寮が一体になっており、食事も学校内の食堂でとることができるため、学校からあまり出なくても留学生活が送れるようになっています。
そのため、自分から犯罪に巻き込まれるような場所へ行かない限りは、安全に過ごすことができると言えるでしょう。
フィリピンで治安が悪い都市・エリア
逆に、フィリピンには行くのを避けるべき都市やエリアもあるため注意が必要です。
都市・地域 | 危険度 | 主なリスク | 安全に過ごすポイント |
---|---|---|---|
ミンダナオ島南部(ダバオ州以外) | 🔴 高 | 武装勢力、テロ、誘拐 | 渡航を控える |
マラウィ市(ミンダナオ島中部) | 🔴 高 | 過去の武装勢力紛争、治安回復途上 | 渡航を控える |
マニラ(首都) | 🟡 中 | 繁華街でのスリ・置き引き、交通事故、強盗など | 夜間の一人歩きを避ける、危険とされるエリアには近づかない |
フィリピン留学主要都市ごとの治安
セブ(Cebu)


フィリピン留学といえば真っ先に名前が挙がる人気都市。
観光地としても有名で、街の中心部には大型ショッピングモールやレストランも豊富。
安心ポイント
- 語学学校は24時間セキュリティ付きのキャンパス型が多い
- 日本人留学生・観光客が多く、サポート体制が整っている
- 空港から市内までのアクセスもシンプル
注意ポイント
- 繁華街やマーケットではスリやひったくりの事例あり
- 夜間の一人歩きは避けるのが基本
- タクシーは必ずメーター利用か配車アプリを使う
セブは「生活の便利さと学びやすさ」が両立した都市。防犯意識を持てば、安心して留学生活を送れる環境です。
バギオ(Baguio)


標高1,500mの高原都市で、フィリピンの「学生の街」として知られています。
欧米式の教育機関も多く、落ち着いた雰囲気が特徴。
安心ポイント
- 治安が安定しており「フィリピンで一番安全」と評価されることも
- ナイトスポットが少なく、誘惑やトラブルに巻き込まれにくい
- 学習環境に集中しやすい静かな環境
注意ポイント
- 夜は冷え込むため、防寒対策が必要(体調管理面)
- 観光都市ではないため、娯楽は少なめ
「安心して勉強に専念したい」人には最適な都市。真面目に学びたい留学生に一番おすすめの治安レベルです。
クラーク(Clark)


かつて米軍基地があった街で、今は経済特区として整備されています。
空港や商業施設が近代的で、街全体に落ち着きがあります。
安心ポイント
- 警備が行き届いており、犯罪発生率も低め
- 空港が近く、日本からのアクセスが便利
- インフラが整い、清潔なエリアが多い
注意ポイント
- 隣接するアンヘレスは歓楽街として有名で、夜間は注意が必要
- 外に出るときは「安全エリア」と「避けるエリア」を理解しておくこと
「清潔で落ち着いた環境+利便性」を求める留学生にぴったり。安心感と快適さのバランスが取れた都市です。
バコロド(Bacolod)


「微笑みの街」と呼ばれる穏やかな地方都市。観光色は強くなく、ローカルな生活に溶け込めます。
安心ポイント
- フィリピンの中でも比較的のんびりとした雰囲気
- 犯罪率は低めで、地元の人も親切
- 留学生の数はセブほど多くないため、落ち着いた環境
注意ポイント
- 観光施設が少なく、生活の刺激は少なめ
- ショッピングや娯楽の選択肢は限定的
「ローカル体験をしながら、落ち着いて学びたい」人に最適。アットホームな雰囲気で安全度が高い都市です。
ボラカイ(Boracay)


世界的に有名なリゾート地で、白砂のビーチと豊かな観光施設が魅力。
短期留学や休暇を兼ねた滞在に人気があります。
安心ポイント
- リゾート地のため、ホテルや観光施設のセキュリティが充実
- 日中は観光客で賑わっており比較的安全
注意ポイント
- 観光客狙いのスリやぼったくりは発生しやすい
- 夜の飲酒トラブルやビーチでの盗難に注意
- 長期の勉強に集中する環境としてはやや不向き
「勉強+リゾート体験」を楽しみたい方にぴったり。観光客の多さゆえの注意点を守れば、安全に過ごせる場所です。
留学生がすべき安全対策・防犯リスト
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フィリピンは、基本的な安全対策を心がければ安心して学べる環境です。
ここでは、初めての方でもすぐ実践できるフィリピン留学中の安全対策についてご紹介します。
基本の防犯ルール
- スマホは街中で見せびらかさない
高価なものは人目につかないようにするのが鉄則。 - 必要以上に現金を持ち歩かない
クレジットカードやキャッシュレスアプリを活用。 - バッグは前にかける or ファスナー付き
スリ対策として有効。
移動時の注意点
- タクシーは「Grab」アプリを利用
ぼったくりや不安を避ける最も安心な方法。 - 夜間の一人歩きは避ける
特に人通りが少ない路地は控えましょう。 - 公共交通よりも配車サービスを優先
ジプニー(乗合バス)は安価ですが、初めての方には不向き。
学校・生活での安全習慣
- 学校や寮のルールを守る
「門限」や「外出制限」は安全確保のためにあるものです。 - 信頼できる友人と一緒に行動する
特に観光地やイベント時は複数人が安心。 - 緊急連絡先をメモして持ち歩く
(学校・エージェント・現地日本大使館)
フィリピンでの生活は「特別なこと」をする必要はなく、日常的な防犯意識を少し高めるだけで十分安全 に過ごせます。
学校スタッフや留学生同士の連携を意識して、安心して留学生活を楽しみましょう。
まとめ:安心してフィリピン留学生活を送るために


フィリピン留学は「治安が不安」というイメージを持たれがちですが、実際には 安全に留学できる都市がほとんど。
貴重品の管理、夜間の行動など、基本的な防犯意識を持つことで、安心して留学生活を楽しむことができます。現地生活について事前に理解し、ぜひ充実したフィリピン留学生活を送りましょう!
北海道留学BASEでは、初めてのフィリピン留学でも安心できるよう、安全面のサポート体制を整えています。
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