ワーキングホリデーを考えた時に、必ずぶつかるのが「終わった後どうするか」問題。
それなりの時間と、決して安くない費用を投じるわけですから、先が見えないまま出発するのは不安ですよね。
この記事では、ワーホリ後に選ばれることが多い選択肢をご紹介します。
カウンセラー相馬ぜひ、ご自身のイメージとも重ね合わせながら、参考にしてみてください。
なぜ「渡航前」に進路を知っておくべきなのか


大事な事なので先に言いますが、ワーホリ後の進路は事前に選択肢を知っておくことがとても重要です。



というのも、筆者である私自身が、カナダのワーホリで大きな後悔があるからです・・。
現地の大学附属英語コースに通っていたとき、クラスメイトは付属の大学院に進学する人が多くいました。私自身も「今のコースをあと2ヶ月受講すれば進学できる」ことをそこで知ったのですが、資金面も含めて事前の準備が足りず、結果として諦めざるを得ませんでした。
知らないものは、選ぶことも準備することもできません。
ワーホリでの過ごし方すべてを渡航前に決めておく必要はありません。重要なのは「決めておくこと」ではなく「知っておくこと」です。
ワーホリ後の進路5パターン【比較表】
まず全体像をご覧ください。
| 進路 | 主な条件 |
|---|---|
| ①現地で進学 | 一定の英語力/学費 |
| ②現地で就職 | 専門スキル/雇用主のサポート |
| ③帰国して就職・転職 | 英語力+説明できる実績 |
| ④独立・フリーランス | スキル/準備期間の資金 |
| ⑤【番外】現地で結婚 | 計画不可 |
それぞれ詳しく見ていきます。
①現地で進学する(専門学校・カレッジなど)
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ワーホリの1年を過ごすうちに「この国にもっと長く住みたい」という場合に選ばれることの多いルートです。
現地の専門学校やカレッジに進学し、修了後に就労可能なビザを取得して、そのまま現地就職を目指すという流れになります。ワーホリビザには年齢と期間の制限がありますが、進学を挟むことで滞在を継続できる可能性が生まれます。
選ばれやすい分野
人気があるのは、その国が人材を必要としている職種に直結する分野です。国によって内容は異なりますが、主には以下のような職種が多いです。
- 看護・介護
- 保育・幼児教育
- 調理・製菓
- IT・エンジニアリング
- ビジネス・会計
多くの国では優遇される職種のリストが公開されており、そこに含まれる分野は永住権につながりやすいとされています。ただしリストの内容は改定されるため、必ず最新の情報を確認してください。
日本での資格・実務経験はプラスにも
看護師、保育士、調理師、美容師など、日本で資格や実務経験がすでにある方は有利に進められる場合があります。 進学先での学びが即戦力として評価され、修了後の就職につながりやすいためです。
- 向いている方:長期的に海外で暮らしたい/日本で専門資格や実務経験がある
- 注意点:まとまった学費が必要。ビザ制度は年度により変更されるため最新情報の確認が必須
- 準備すべきこと:入学に必要な英語力、学費と生活費、進学先の情報収集
②現地で就職する
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進学を挟まずに現地就職するルートです。大きく2つの方法があります。
- 進学を経て、修了後の就労ビザで就職する
①のカレッジ・専門進学後、卒業ビザ(就労ビザ)を取り、現地で就職活動をして働くパターン。制度上、最も一般的な経路です。 - ワーホリ中の勤務先に、ビザをサポートしてもらう
働いている職場で、ワーホリ後も正社員として働いてほしいとオファーされるパターン。誰でも可能なわけではなく、雇用主がビザ申請の手間やコストを負担してでも残ってほしいと思った場合に可能となります。
ワーホリ中の職場選びが結果を左右する場合も
日本で培った専門スキルを持って渡航した方が即戦力と評価され、現地採用に至るケースもあります。
逆に、現地の人でも代替できる業務のみに従事していた場合、このルートは開きにくくなります。現地就職を視野に入れるなら、ワーホリ最初の仕事選びから逆算が必要です。
- 向いている方:日本で専門スキルや職歴がある/その国で長く働きたい
- 注意点:ワーホリ中の仕事選びが、そのまま結果を左右する
- 準備すべきこと:職務経歴の英文化、専門分野での実務経験の棚卸し
③日本に帰って就職・転職する
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最も多いのがこのルートです。 ここは、はっきりと2つに分かれます。
(1)英語力を伸ばして帰国した場合
英語を使う職種や外資系企業への転職という選択肢が現実的になります。
私の場合、帰国後に英語スクールと留学エージェントへ転職し、その後は翻訳会社で勤務しました。現在の仕事につながっているのは、間違いなくワーホリで培った英語力があったからです。
(2)英語力があまり伸びずに帰国した場合
渡航前と同じ職種に戻るか、英語を多少使うインバウンド系の職種(ホテル、観光、小売など)に就くケースが多い印象です。
これも決して悪い選択ではありません。ただし、「英語を使う仕事に就きたい」という目的で渡航したのであれば、1年の使い方によって結果が変わってしまうということは知っておくべきです。
面接で必ず聞かれる質問
転職活動では、ほぼ確実にこの質問を受けます。
「なぜ会社を辞めて留学したのですか?」
回答例
- 「英語を身につけたかったからです」
→目的が曖昧に映り、空白期間と判断されやすい。
- 「◯◯の仕事に就くため、必要な英語力を取りに行きました」
→目的意識と計画性が伝わり、実績として評価されやすい。
私の場合、「約1年でTOEIC500点台から905点まで上げた」という実績が評価され、採用につながりました。スコアそのものよりも、目標を設定して期限内に到達したというプロセスが見られていたのだと感じています。
この答えは、渡航前に用意しておくことで、現地での1年の過ごし方が変わります。
- 向いている方:日本を拠点にキャリアを築きたい
- 注意点:英語力の到達度で、選べる求人の幅が大きく変わる
- 準備すべきこと:目標スコアの設定、帰国後の生活費、面接での説明の準備
④独立・フリーランスになる
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近年、特に増えていると感じる選択肢です。
海外で暮らすと、会社に所属する以外の働き方が身近になります。 日本にいる限り触れることのなかった価値観に出会うことで、働き方そのものを見直す方が少なくありません。
実際に見てきた例をご紹介します。
- 海外で仕入れた商品を扱うオンラインショップを立ち上げた方
- 現地で身につけたスキル(デザイン、語学、料理など)を軸に独立した方
- 海外経験を発信しながら、動画編集やライティングをフリーランスで請け負っている方



私自身も、現在はフリーランスとして留学カウンセラーの仕事をしていますが、以前はこうした働き方があること自体を知りませんでした。
「自分の知らない世界がある」と気づけたこと。 それが、その後のキャリアにつながっています。
- 向いている方:働き方そのものを変えたい
- 注意点:帰国後すぐに軌道に乗るわけではない
- 準備すべきこと:軌道に乗るまでの生活費、収入源となるスキルの習得
⑤【番外編】現地でパートナーと出会い、結婚する
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計画してできることではありませんが、実際には非常によく見られるケースです。
海外で出会い、そのまま現地に残る方。日本に一緒に帰国する方。第三国へ移る方。
ここで書いておきたいのは、恋愛はビザの解決策ではないということです。
結婚により滞在資格を得られる場合はありますが、それを目的にしてしまうと、人生の選択としても、パートナーとの関係としても、必ず無理が生じます。
一方で、「その国に留まる理由」が生まれるという意味では、人生で最も大きな進路変更になり得ます。想定はできませんが、可能性として知っておくとよいでしょう。
まとめ
本記事では、ワーホリ後の進路を5パターンに分けてご紹介しました。
そして、どれを選ぶにしても共通しているのは、渡航前の情報量が、後々の結果を左右するということです。
私は「知らなかった」というだけで、ひとつの選択肢を失いました。同じ後悔をする方が一人でも減るように、この記事を選択肢のリストとして使っていただければ幸いです。
【この記事を書いた人】


北海道留学BASEカウンセラー 相馬
- 留学カウンセラー、翻訳・通訳者
- これまでに約100名以上の海外留学&キャリアチェンジをサポート
- フィリピン留学2ヵ月→カナダワーホリ1年でTOEIC905点
- AUS・NZワーホリ&海外25か国の渡航経験
ワーホリ後の進路についてのご相談も承っています
北海道留学BASEでは、札幌を拠点に、ワーキングホリデーおよび留学のご相談を無料でお受けしています。
「帰国後に何をしたいかが、まだ決まっていない」という段階のご相談も歓迎です。 ご経歴やご希望を伺ったうえで、現実的な選択肢を一緒に整理します。
ぜひお気軽にご相談ください。












